九州・沖縄

KYUSHU - OKINAWA


博多

古くから大陸との交流窓口の役割を果たし、交流拠点都市として発展を遂げてきた福岡市。住まいと働く場所、そして娯楽などの楽しみが時間的にも地理的にも近接しています。豊かな自然に恵まれ、市街地を取り囲む山並み、都心部の大規模な公園に加え、中心部から少し歩けば目の前には博多湾が広がります。また、日本一を誇る屋台や食文化の質の高さに加え、ショッピング施設が充実し、都市機能がコンパクトに凝縮しています。


長崎

鎖国時代、長崎には出島が置かれ、オランダ貿易が行われていました。
唐人屋敷、グラバー邸など異国情緒溢れる町として人気で、全国から多くの観光客が訪れます。
2015年7月には、ユネスコによる世界遺産「明治日本の産業革命遺産」として、長崎からは「軍艦島」や、ダイヤモンド・プリンセスも建造された「三菱重工業長崎造船所」が登録されました。
世界平和への願いが込められた、長崎平和公園の平和祈念像には多くの人が来訪しています。
また、坂本龍馬、高杉晋作、岩崎弥太郎ら幕末の志士の足跡をたどる歴史散策も楽しみです。

長崎

主な見どころ

①平和公園

1945年8月9日、原爆の爆心地となった場所に造られた公園で、園内中央にそびえたつ平和祈念像は、犠牲者の冥福を祈り世界平和を願う象徴となっています。

②長崎原爆資料館

平和公園に隣接し、数々の写真やビデオ映像を始め、被爆した浦上天主堂の再現模型や止まったままの柱時計など、惨状を今に伝える展示品が見られます。

③島原城と城下町

白亜五層の天守閣を持つ壮麗な島原城は戦後復元され、城内には資料館が併設されています。また、島原城の西には、16世紀の武家屋敷街が残されています。

④三菱重工長崎造船所

ダイヤモンド・プリンセス建造の造船所。姉妹船であるサファイア・プリンセスや、現・飛鳥IIもこの造船所で建造されました。現在はプリンセス・クルーズのグループ会社であるアイーダ・クルーズの客船(124,500総トン、約3,300人乗り)が2015年秋の引き渡しを目指し建造中です。2015年7月に世界遺産として登録されました。

⑤ハウステンボス

佐世保市にある中世ヨーロッパの街並みを再現したテーマパーク。場内には、四季折々の花が咲き、運河が流れ、クルーズも楽しめます。また、アミューズメント施設・美術館などが並び、まさにヨーロッパを旅する気分が味わえます。場内では、セグウェイや馬車ツアーなどのアクティビティも充実しています。

⑥軍艦島

長崎市高島の沖に浮かぶ端島は、その姿形から別名 「軍艦島」と呼ばれています。1810年に石炭が発見されて以来、炭鉱労働者やその家族が集まり、一時は5,000人以上の人々が生活していました。1974年の閉山にともない無人島となっていますが、その“廃墟の島”全体が繁栄当時のまま残っており、現在でも人々の好奇心を掻き立てています。2015年7月に世界遺産として登録されました。


佐世保

九州の西端に位置する佐世保は、明治初期以降海軍の港として栄えてきた港町です。日本遺産にも認定された「佐世保鎮守府」などの近代化遺産が数多く点在するなど、アメリカ海軍や海上自衛隊の基地の町として発展した佐世保の歴史を感じることができます。


八代

熊本県南部の中核都市で、県内第二の人口を擁する田園工業都市です。八代海をはさんで阿蘇への観光も可能です。


別府

別府温泉として全国的に知られる国際観光温泉文化都市。日本の総源泉数の約10分の1を占め、湧出湯量も日本最大です。国際会議観光都市にも認定されており、毎年800万人を超える観光客が訪れる九州有数の観光地です。


油津

暖かく穏やかな気候の宮崎・日南市にある油津港。大正時代に作られた油津赤レンガ館や明治時代に架けられた石組みの堀川橋があり、ノスタルジックな街並みが広がります。
港から50分ほど内陸に行くと、城下町として知られる飫肥の町があります。風情ある石垣や漆喰塀が残るこの町は、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。商人町通りを歩くと樽や壁灯籠、番傘を飾った商家が軒を連ねており、江戸時代にタイムスリップしたような感覚が味わえます。
油津港がある日南市は、カツオ一本釣りの水揚げ量、日本一。カツオ料理のほか、近海で獲れた新鮮な魚のすり身に豆腐や黒砂糖、みそを混ぜ合わせて作る飫肥の天ぷらも有名です。宮崎の焼酎と共に味わってみてはいかがですか。


鹿児島

港へ近づくと、雄大な桜島が船を迎えてくれます。
歴代島津藩主の別邸だった仙巌園、別名「磯庭園」は、ダイナミックな自然を生かした日本屈指の名園。書院造の屋敷、桜島と錦江湾を借景にした和風庭園は、当時の栄華を偲ばせます。幕末の英傑、西郷隆盛ゆかりの城山、戦争の悲しさを伝える知覧特攻平和会館、江戸の雰囲気を今に伝える知覧武家屋敷、噴煙を立ち上げる桜島、指宿、霧島をはじめとする温泉地、「人をもって城と成す」という島津家の精神に基づいて造られた天守閣のない鹿児島城(鶴丸城)跡など、見どころは尽きません。
のどごしまろやかな芋焼酎で、名物のさつまあげやきびなごの刺身をつまみ、地元ならではの味をご賞味してみてはいかがでしょうか。

鹿児島

主な見どころ

①知覧

島津家の統治時代に藩士の拠点として栄えた町で、当時の姿を伝える武家屋敷や庭園が続く町並みから「薩摩の小京都」とも呼ばれています。

②指宿

薩摩半島の南端にある温泉地、指宿は「砂むし」で有名です。80度以上の温泉熱で温められた砂風呂に入る独特の入浴法が体験できます。

③桜島

鹿児島湾(錦江湾)に浮かぶ桜島は、鹿児島の代表的な景色となっています。今も活動を続ける活火山で、有史以来30回を超える大規模噴火を記録しています。

④池田湖

太古の火山活動によって形成された周囲15キロ、最大水深233メートルの九州最大のカルデラ湖。指宿市の天然記念物、体長1.8メートル・胸回り60センチ・体重20キロもの大うなぎが数多く生息している神秘的な湖です。

⑤知覧特攻平和会館

知覧にあった特攻隊の出撃基地に建てられた知覧特攻平和会館では、戦闘機の展示をはじめ、若くして命を落とした特攻隊員の写真や手紙が見られます。

⑥仙巌園(磯庭園)

摩藩主・島津光久が17世紀に建てた別邸で、庭園からは桜島と鹿児島湾を一望できます。園内には歴史を感じさせる見どころが多く、尚古集成館では、島津家や薩摩藩の歴史を学ぶことができます。

⑦霧島温泉

様々な温泉地から成る霧島温泉には、滝や噴水を配した大きなプールを取り囲むように小さなプールを幾つも配した温泉ドームなど、ユニークな温泉施設が揃っています。

⑧維新ふるさと館

明治維新を中心に薩摩藩や幕末の日本の歴史について展示しており、近隣には西郷隆盛誕生地、大久保利通生い立ちの地、大山巌誕生地などがあります。


那覇

那覇市はかつて、港町として発展した歴史があります。現在も若狭バースから徒歩約20分の圏内にはお土産店、飲食店が集まる国際通り、壺屋焼きの窯元が集まる壺屋やちむん通り、沖縄の昔ながらの面影が残る那覇市第一牧志公設市場などの観光スポットが点在しています。
南国ムードたっぷりで、国内外から様々な人、もの、文化が流入し、交流の場としてにぎわうロマンに溢れる街です。

那覇

主な見どころ

①首里城

県内最大の木造建築物で、首里の見晴らしのいい高台にあります。1945年の沖縄戦と戦後 の琉球大学建設により完全に破壊されてしまいましたが、1992年、県民の悲願が叶って首里城が復元され、2000年12月に世界遺産に登録されました。

②沖縄県立博物館・美術館

博物館機能と美術館機能をあわせ持つ県内初の複合文化施設で、12世紀から現在に至る沖縄の自然や歴史、文化、美術工芸を紹介しています。また、美術館では沖縄にゆかりのある作家の美術作品を展示しています。

③旧海軍司令部壕

第二次世界大戦中の昭和19年海軍設営隊によって手掘りで掘られた司令部壕。カマボコ型 に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固め、米軍の艦砲射撃に耐えたと言われていま す。昭和45年に復元・公開されました。

④平和祈念公園・平和祈念資料館

平和祈念資料館は、第二次世界大戦で犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次世代に伝え、恒久の世界平和樹立に寄与するため設立されました。

⑤識名園(しきなえん)

識名園は、1799年に琉球王家の別荘として作られ、王家の保養や中国からの使者を迎えるために利用されていました。中国の様式と沖縄独自の様式の折衷様式で建築され、池のまわりを歩きながら景色が楽しめるようになっています。

⑥琉球村

古代沖縄を再現したこの村には、伝統文化が息づいています。「生きた展示」として祭りや料理、手工芸品が見られるほか、パレードと踊りのパフォーマンスなどが楽しめます。

⑦斎場御嶽(せいふぁーうたき)

知念半島の台地上にある沖縄第一の聖域です。琉球開闢神話の神「アマミキヨ」によってつくられたと伝えられ、聖地・久島へ向って祈願する、お通し御嶽として知られています。


宮古島

沖縄本島から南西に約300km、東京から約2000kmの距離に位置。沖縄でも群を抜いて美しい海が最大の魅力です。車窓からその青い海を眺め、南国リゾートで思い思いの時間をお過ごしください。

主な見どころ

①牧山展望台

伊良部島で最も高い場所にある、サシバという鳥の形をした展望台。伊良部大橋や宮古島はもちろん、晴れていれば池間島、来間島まで一望できます。周辺は遊歩道になっており、南国の花々と緑に囲まれながら心地良い散策を楽しめます。

②与那覇前浜

宮古島では「マイパマビーチ」とも呼ばれ親しまれている与那覇前浜ビーチ。約7kmの白い砂浜が延び、その美しさは東洋一といわれています。きめ細やかな白砂と透き通ったコバルトブルーに輝く海とのコントラストは目を見張る美しさです。

③宮古島海中公園

宮古島の豊かな海洋資源を活用した体験型の観光施設。海を囲むように作られた公園には、海中観察施設のほか、磯遊びスペースや展望台等があります。メインの海中観察施設では、24のアクリルパネルから、海深約4mの海の中をのぞくことができます。

④伊良部大橋

伊良部大橋は、宮古島と伊良部島とを結ぶ橋で、2015年1月に供用が開始されました。全長3,540mで、新北九州空港連絡橋を上回り、通行料金を徴収しない橋としては日本最長です。信じられない程の青い海を貫いて渡るドライブルートは爽快そのものです。

⑤東平安名崎(ひがしへんなざき)

日本百景に指定されている宮古を代表する観光地。エメラルドグリーンの海の中を真っ直ぐに延びた細長い岬で、先端には灯台があります。周りは見渡す限りの綺麗な海。岬の根元の小高い丘の上にあがり岬全体を眺めるのがお勧めです。


石垣島

八重山諸島の中心地。マングローブや珊瑚礁などの自然や、歴史的文化が混じりあう。
温暖な亜熱帯気候に誘われ、砂浜には多くの観光客が訪れる。

主な見どころ

①川平湾

ターコイズブルーの美しい川平湾は、日本に2カ所しかない黒真珠の養殖場のうちの1つです。グラスボートからは、色とりどりの水中世界と珊瑚礁が楽しめます。

②唐人墓(中国人の墓)

1800年代中頃に起きた海上の蜂起で殺された中国人労働者の慰霊のための記念碑です。鮮やかに飾られた碑が、石垣沖の悲惨な事件の記憶を蘇らせます。

③竹富島

昔ながらの琉球の村が見られるこの小島にフェリーで渡ります。この島には、伝統的な赤い屋根の建築や郷土工芸、水牛車での移動が今なお人々の生活に根づいています。

④西表島

沖縄で2番目に大きい島の豊かな植物、生い茂るマングローブの森、西表石垣国立公園が、アウトドア愛好家たちをカヤックやハイキング、ビーチ探検に誘います。

⑤玉取崎展望台

人気撮影スポットの展望デッキからは、大海原と色鮮やかなリーフ、玉取崎、伊原間湾、石垣の北の半島の壮大な景観が楽しめます。

⑥郷土工芸と黒糖

石垣島の人々の創意工夫は、伝統工芸と地元の食に見られます。ミンサー織りに挑戦し、サトウキビから作った特産品を味わい、美しい黒真珠のジュエリーの買物を楽しみましょう。


その他の九州・沖縄

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